集中と緊張

初見演奏。
大人の生徒さんにも、やってもらっています。
ところが、緊張して固くなってしまう人が多い。
ちょっとお試し、ぐらいの気持ちでやってるつもりなんだけど。
どうしても、「まちがえちゃったらどうしよう」と思ってしまうらしい。

内容は、子供向け導入教材とか、楽に弾けるレベルのものを使う。
それでも、緊張から固くなる。
慣れないことは、緊張する。
続けていけば慣れてくるので、一定期間、続けてみてください。

さて、この練習の大切なところは、
「自分で音楽の流れを作って、キープすること」。

そのために、
1.まず弾く前に、カウントをはっきり意識しながら、楽譜を目で追う。
(声に出してカウントを言いながら、指で楽譜をなぞるといいです)
2.その時、間違えそうだ、と思うところがあったら、再チェック。
3.音を出さないで、指だけ動かして、練習、確認。
4.大丈夫だと思ったら、はじめて演奏する。

必ず、「大丈夫、弾ける」と思ってから、音を出す。
「弾かなきゃ」という気持ちのままに、弾かない。
大丈夫かどうか、自分で考えてから、スタートしましょう。

もちろん「いまいちよく分からない」となかなか弾かないんじゃ困るので、
ある程度の時間制限をして、スタート決断を自分でしましょう。

それから、「流れを作る」ために。
要は、「1音でも音を出す時は音楽。」
4小節程度で、1〜3音しか出てこない題材でも、
雰囲気を決めて、テンポを決める。
(これは、遊び感覚のほうがうまくいく。
 まじめに考え過ぎると、つらくなる)
「ド」だけをくり返す、しかもリズムも単純(4分音符だけ)な題材でも、
何かの曲の一部分だと思ってみると、
「音楽」にしやすい。

アンサンブルでは、そういうパートを演奏することも多い。
ピアノ以外の楽器を経験している方は、わかりやすいのでは。
考えてみたら、ピアノが特殊なのです。

「流れ」は、緊張とゆるみがあります。
「流れをキープする」と言っても、
ずうっと同じ力を維持し続けるわけではない。
気持ちのいいテンションを操る感覚を、育てたいのです。

4小節できるようになったら、8小節、16小節と伸ばしていけるようになる。
そして、レパートリー演奏に活かしましょう!
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by e-t-pf | 2008-03-02 12:25 | ピアノ練習覚え書き  

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