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なかなかできない理由

練習について。
大人でも子どもでも、「できるようになるには練習」なのはわかっていても、
実際に「できるようになるまで練習する」ことがなかなかできない。
本番が決まってるとか,よほどの刺激がないと。

なので「練習」の中身について、ちょっと考えてみました。

まず、
「ピアノを弾けるようになりたいです。そのためには練習が必要だと思います。」
からスタートします。

もう少し詳しく言ってみます。
「この曲を,こんな風に弾くには,自分にとっては練習が必要です。」

もちょっと詳しく。
「この曲を弾いてみると、こんなふうになります。
今のところ,自分では不満です。満足できる演奏ではありません。
なので、練習が必要です。」

さらに詳しく。
「この曲を弾くと,ここが難しいです。
ここで止まってしまいます。ミスをします。
なので、この部分の練習が必要です。」

もちょっと。
「この部分を弾くと,こうなります。ほんとうは、こうなったらいいと思います。
でもできません。」

だいぶはっきりしてきました。
「ゆっくりなら、できます。でもこれでは遅すぎると思います。」

具体的なプランが見えてきました。
「これなら,楽に弾けます。
この部分をこのスピードで弾くなら,繰り返すのも楽です。」

絞れてきました。
「ここだけなら、繰り返しても大した時間はかからないでできます。」

これくらいクリアになれば、数回繰り返しただけで、はっきりと成果が出ます。
できた、という実感がわきます。

ピアノを弾きたい、と思った時
はじめに想像するのは、ほぼ「どこかで聞いたプロの演奏」です。
「あんなふうに弾きたい」
この思いは大切です。
でも「あんなふうに弾こう」としても、うまくいきません。

それが実現できる具体的な方法は?
それはまだわからないはずです。

ピアノ弾こう,と思った動機は,人によっていろいろです。
望んでいることもいろいろだし、実は本人にも気づいていない望みがあったりします。
やっているうちに変わっていったりもします。

何が望みか、特に意識していない人もいたりします。
そういう人が、なんとなく長く続いていたりします。
すごく弾きたい曲があるわけでもなく、すごくピアノが好きなわけでもないけど、
なんとなく続いている。

実は私もそうでした。
やっているうちに、ちょっとした嬉しいこと(ただ1曲丸になるとか)
がときどきあって、やめたくなるような目にあったことがない。

専門的にやろう、と決めてからは,まず試験に受かるためにがんばり、
学校では置いていかれないようにがんばりました。
上手だったから続いたのではなく、とにかくなんとかして続けていく、
ということをやりつづけていただけ?な気がします。

なんか消極的に聴こえますが,しかたなくやっているのではないです。
ただ、ピアノラブでピアノにぞっこんではないのは確かです。

ただ、音楽ってすごいな、と思ってるだけです。

by e-t-pf | 2015-08-13 00:21 | 大人のレッスン  

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