なんだかツボに・・・

小学生の生徒さん。2年生です。
2年生としては、小さいかな?きゃしゃな体格です。

だから、というわけではないと思いますが、
ピアノを弾いていると,上体が前に丸く、緩んできます。
いわゆる「だらっと」した感じ。
今日も弾いている途中で、そうなりました。

う〜ん、どうしようかな〜。
いつもだと、そういう姿勢はよくないから直したい,と思って
「頭を高く」とか、「まっすぐ」とか、いろいろ言葉を考えて言ってみたりするのですが

今日は,生徒さんがそうなったときに,私も同じようにしてみて、
「今こうなってるよ」と言ってみました。
でも「注意」ではなかった。ただ自分を同じような形にしてみた。
すると、自分の中でいつもとは違う考えが浮かびました。

「まあでも、こう(だらっと)なってても、ピアノは弾けるよね。」
「うん・・・」生徒さんは不思議そうです。
たぶん家や学校でも「姿勢よくしなさい」みたいなことは言われてるのでしょう。
「また、それかな〜」みたいな表情です。
そうか、けっこう注意されてて、自分でも「何とかした方がいいのかな〜」、
と思ってるのかもしれない。

「試しに、これ(だらっ)で弾いてみようか」
「うん」
ちょっと弾いてみると
生徒さんが、笑い始めて、手が止まってしまいました。
生徒さんは,笑いつつも、なんとか押さえてもう一度弾こうとしますが
手を鍵盤にのせると,おかしくてしょうがない。
どうしても、弾けませんでした。
ツボにハマっちゃった状態。

生徒さんの中で,何が起こったんでしょう。
わかりませんが、
いつものように、姿勢を直される、というのとは
違う体験になったのはまちがいないです。

自分の中でも,生徒さんの弾くときの姿勢について,
ちょっと新しい考え方ができるようになるかも。

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by e-t-pf | 2015-07-24 22:17 | こどものレッスン  

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