人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おんがくノート。忘れちゃうからメモっとこ。

coconutsmu.exblog.jp
ブログトップ

行動するとき

行動しよう、と決断するとき、何を思ってますか?
準備はしていますか?
思い切って飛び込みますか?
大丈夫だと思ってからですか?
気がついたら、飛び込んだ後ですか?

ピアノを弾くとき、いざ音を出す時に、何を思ってますか?
わからないけどやってみよう、と思ってますか?
大丈夫そうだから弾いてみよう、と思ってますか?

答えはさまざま、あるはずです。
少なくとも「弾こう」という決断はしたから、音を出しているはずです。
他に、意識的にやった方がいいことは、何があるでしょうか?
いろいろですよね。

今日姉と話していたら、
私が子供の時は、「自分で決めない」傾向が強かった、と言われました。
様子を伺っている。
どっちでもいい、という。
いつもそうだった、と言われました。

でも私はそういうつもりはなかった。
意識してそうしていたつもりはなかったので、
それが私の傾向だったんですね。
第2子の傾向かもしれない。私は次女です・・・
言われてなるほど、と思いました。

成長するにつれて、はっきり意見を言ったほうがいい時もあるとわかって、
それからは、できるだけはっきりと、気持ちを伝えるように
意識するようになりました。

でも、慣れるまではおそるおそるでしたね。


さて、初見の練習というのがあります。
これは「演奏のための準備」の練習です。
演奏は一度だけ、というのがルールですから、
いざ演奏する時には、準備が終わっています。

演奏のための準備をはっきりと意識しながらやって、
その手順に慣れるのが目的です。

小さい子には、何をどう準備するか、から指導します。
ドレミを読む
鍵盤の場所を確認する
指を確認する

ここまでできたら、膝の上で、指を動かして、シミュレーションしてみます。

それから
拍子(ビート)をキープしてシミュレーション
スピードを決める

これでうまくいけば、楽譜通りに音を出せるはずです。
このあたりで、演奏してもらいます。

あまり時間をかけすぎない。
時間をかけすぎると、迷いがでてくる。
やるべきことはやった、と思ったら、できるだけすぐに弾く。

その加減を、覚えるのも大事な練習です。

私は「決める」のが苦手な子供だったわけですが、
今はこのようにして、「決める」ことを一緒に練習しています。
「決める」という行動の背後にある考えや、気持ちは、一人一人いろいろだな、
とレッスンをしていて思います。

ピアノの演奏に必要だと思うから、
こういう練習をしているわけですが、こんなふうに、
考え方の傾向が見えてきたりする。

おもしろいです♪
by e-t-pf | 2011-02-08 14:29 | ピアノ練習覚え書き