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おんがくノート。忘れちゃうからメモっとこ。

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ゆっくり練習の様子

ピアノの、ゆっくり練習について。
今日はその様子を、実況中継してみます。

曲は、楽譜を追って、だいたい弾ける曲。
まだミスはするけど、大体どんな曲かわかってきたし、
そろそろスピード速くしていこうかな、と思ってる曲。

では練習スタートです。
まず、自分で弾きたいスピードで弾きます。
8〜16小節程度、曲によりますが、一区切りできるところまで。
長すぎると、疲れるから。

次に、「今よりも遅くして」弾きます。
自分の感覚で、遅くします。メトロノームは使わず。

ここで、チェックポイントです。
どれぐらいゆっくりできるか。

案外「ゆっくりにしているつもりが、そうでもない」
または「ゆっくり弾き始めるけど、元の速さになってしまう」
ということが多いようです。

メトロノームを使わずに弾くと、
「自分の弾きたいスピード」になりやすいのです。

そこで
まずは「自分が弾きたいスピード」に、メトロノームを合わせます。
「自分のスピード」を客観的にします。

速さが決まったら、合わせて弾きます。

どうなったでしょう?
よくあるパターンは
1、思ったより速い、または遅い。(合わせたつもりが、あってない)
2、メトロノームにあってるのか、わからなくなる。
3、合わせて弾けるけど、合わせるのが、つらい。
  すごくかまんしてる感じ、無理してる感じがする。

1の場合は、もう一度合わせてください。

2の場合 弾く長さを、もう少し短くするか、片手にしてみましょう。

3の場合 慣れることで解消できると思います。
 もし、何度やっても苦しいなら、両手はやめておいて、
 部分練習や片手で、やってみましょう。

(両手で弾くと、自分のイメージに合わせて音楽を流したくなるので、
 途中で弾くのをやめるのも、案外ストレスになったりしますね。
 でも、流れをコントロールする、という意味で、
 弾く部分を制限するのも、大事です)

弾けたら、そこから目盛り一つ分だけ、
ゆっくりします。
(デジタルなら、1か2)
速さはほとんど変わりません。

弾きます。

今度は3〜4程度、下げます。
少し、ゆっくりになったかな?と思うかも。
ゆっくりになった→余裕ができた
と思って、音を良く聴いて、弾いてください。

これをあと2回ぐらい、目盛りをゆっくりにしながら、
やってみます。

どんどん遅くするのがつらい時は、
間に、自分の弾きたいスピードで弾くのを、
はさんでもいいです。

曲調がvivace、prestoという場合でも、激しい曲でも、
この練習はできます。

どんな曲でも「ていねいに音をつないでいく」ということは
可能です。

肩の力が抜けて、ゆったり弾けるように、持っていきたいのです。
くれぐれも、「がまん」や「苦しさ」がまさっていたら、
続けすぎないようにしましょう。

スピードのコントロールに慣れてきたら、
次の段階では、ゆっくりでも音楽をしっかりと
流していくことを目的にします。


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by e-t-pf | 2010-12-01 22:41 | リズム