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おんがくノート。忘れちゃうからメモっとこ。

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反復運動

リズムの練習にお役立ちなグッズといえば、
メトロノーム。

今は、三角のネジ巻き振り子型以外に、デジタルのものが多くなった。
私は両方用意してあって、レッスンのときに、どちらを使うか、選びます。
生徒さんによって、好き嫌いがあるみたい。

演奏経験が長くて、メトロノームになれている人には、
デジタルが多いかな。
ボリュームが変えられて、テンポ(速度)も、細かくかえられるから。

不慣れな人には、振り子型。
やっぱり、わかりやすく感じるようです。

子供には、圧倒的に振り子型。
ほとんど、おもちゃ感覚になってしまうけど。
自分で速さを決めさせて、いろいろな速さで弾かせたりして。
弾けなくて笑ったりして。

そんなふうに使った方が、メトロノームアレルギーにならない
→ 緊張しない →リラックスして乗れるようになる
かなあ、と思ったりして。

メトロノーム鳴らしたとたんに、かちっと体が固まる子がいるんですよ。
あわせなきゃ!と思うあまり、緊張して、メトロノームを見つめてしまう。
そういうのがくせになると、リズム表現によくないのは、
明らかだもんね。

もしかして、自分がそうかも〜〜〜〜、と
心配になった大人の方がいたとしたら、
・・・まあ私としては「踊ってね」と言いたいんだな。

しかし、そうもいかないと思うので、
「固くなってるかも」と気がついたときがチャンスだと思って、
以下のことを試してみよう。

その1
座ったままで、メトロノームのカチカチにあわせて、小さく足踏み。
(つま先床につけたままで、かかとだけ上げ下げ)
そのとき、つられて上体が動いたり、首振ったりしたくなったら、
動きたいように動こう。
スピードによって、速ければ小さな、コンパクトな足踏み。
ゆっくりなら、しっかり床を踏みしめる。
(足を大きくあげようとすると、足の筋力強化になってしまうので気をつけよう。
やりたい人はやってもいいけど。キツイよ。)

やっているうちに、立って足踏みしたり、歩いたりしてみたくなった人は、
どんどんやってみよう。
(それが踊ることの第1歩。というか、それだけですでに踊り。
 と、アフリカンダンスでは、言っている。)

その2
肩をぎゅーっと持ち上げて、ストンと落とす。
これで、肩の力が抜ける。
ストンと落としたときに、おなかも一緒に力が抜けた人は、
今背中が丸くなっているので、腰を立て直そう。
上体の姿勢を保つのは、骨盤周りからウエストの筋肉なので、
そのへんは、抜ききってしまわないようにしよう。

そして、メトロノームにあわせて、指で、空間に
無限大の形(よこ八の字)を書こう。
書きながら、体が揺れたくなってきたら、揺れるにまかそう。
これも、スピードによって、速ければ小さく、ゆっくりなら大きく。

要は、ビートに乗って、動くこと。
指先だけで鍵盤を弾いてる感覚だと、いいリズム感は出てこない。

ピアノ弾く人は、椅子から立とうとしない人が多いけど、
私は言い続ける。
ピアニストよ、立ち上がって踊れ。
踊ってしまえば、こわいもんなし。

あ、以上の練習は、どちらも2拍子になるので、
3拍子を練習してた人はごめんなさい。



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by e-t-pf | 2008-09-25 14:30 | リズム