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おんがくノート。忘れちゃうからメモっとこ。

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合わせる

リズムに合わせる、という行動は、
自分のリズムを自分でコントロールできることと、
まわりのリズムを感じる余裕がある必要がある。

というと、難しいようだけれど、
実は小さい子供でも、あっさりやれることなのだ。
ところが、意識せずにできたいたのに、
突然妙に難しくなってしまったりする。
緊張しすぎているか、気が散っているか。

音楽の演奏には、自分の行動パターンや、考え方のクセがあらわれる。
練習してできないことをできるようにするには、自分のクセを認識して調整する。
調整する、というのはつまり、練習する(できるようになるまでくり返す)こと。

クラシックのピアノ演奏を勉強する場合は、すでにある音楽に、自分を合わせて行く、
という形になる。

音楽の演奏には、もう一つの形がある。
自分の作り出したい、と思う音楽を表現する(オリジナルを作り出す)というもの。
(それこそが音楽、と思う人もいると思う。
 小さい子がなんだか言葉に節をつけて
 歌っているのは、まさにそれ。)

しかし、成長するにつれて、思うままに歌ったりはできなくなる。
自分の作り出すものに対して、欲や迷いや、いろいろ出てくる。

オリジナルなものでなくても、例えばショパンの曲を弾く時でも、
あくまでも自分のやりたいように弾きたい、ということもある。
それで満足なら、それでいい。

でも、その場合も不満がでてきたら。欲が出てきたら。 
やっぱり勉強する必要が出てくる。

音楽のために自分を見直すのか。
自分のために音楽を演奏するのか。

どちらか。

ということではない。
結局、行ったり来たりする。
ただ、自分が今やっていることはなんなのか、分かっていれば大丈夫だと思う。
by e-t-pf | 2007-06-27 23:48 | リズム