門前の小僧に習わぬ経を聴かせる授業

今日、小学生の生徒さんのレッスンで。
自信がない部分を弾くときに、
・上半身の力が抜けてお腹から丸くなり
・楽譜に顔を近づけ
・力が抜けた指で
・小さな音で
弾いていました。

ゆっくりと、大きな音で弾いてもらうために
小さい声でしゃべるとか、早口言葉とか、いろいろな例を話していると,
学校の先生で、声の大きい先生がいて,
自分のクラスで違う科目の授業をしているときに、
となりから、その先生の声が聴こえてくる、という話をしてくれました。

「その先生の声が聴こえてくると,ついそっちを聴いちゃう。
そうすると内容が頭に残る。いい予習になってるかも」
と言っていました。

自分でそう話しながら,
小さな声で話す先生と、大きな声で話す先生の授業のことを思い出し,
私に話すことで、新たな角度から,授業について考えたようです。

そして、大きな音でゆっくり弾く,という練習を、改めてやってくれました。
(さっきとは、身体の状態も変わっていました)
弾き終わると
「ああ、指を使った感じがする。大きい音で弾くと、なんだか自信が出た気がする」
と言っていました。

そして「学校の勉強より,ずっといろいろ勉強できた気がする」
えっ!!うれしいですね〜〜〜〜!!

でも私は、あまりしゃべってなかったような。
相づちぐらいしか打ってない?
大きい音で弾くことについて、言おうとして・・・
早口言葉をやってたような。そして言えないで練習してたような。
なにやってたんだろう。

でも、生徒さんは自分でどんどん考えを広げていたなあ。

あかまきがみあおまきがみきまきがみ
うわ〜ひらがなで書いてあると,読めない。
これじゃ言えるわけないな。

・・・ゆっくり大きい声で言うんだよね。
教えた,というより、勝手に学んでいただいたレッスンでした。
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by e-t-pf | 2015-07-20 22:57 | こどものレッスン | Trackback | Comments(0)  

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