変化その2

今年は、GW合宿のタイミングに合わせて、アメリカからサラ・バーカーさんが来日。
演技と動きの先生として、アメリカの大学で教えている方で
アレクサンダーテクニークの先生としてもキャリアが長く、
日本語に翻訳されている本も出ているし,自分でできるエクササイズDVDも出てます。

サラさんの授業、何をならったか書ききれないほどいろいろなんですが
自分の仕事に戻ってみて,また発見が1つ。

大人の生徒さん(シルバー世代の方)のレッスンで
自分の考えが変わっていたのに気づきました。

今まではどうしても「この世代の方にも、上達と成長を」と考えて
どうしたら、上達できるか、練習してもらえるか、にこだわっていましたが
昨日は、自分がそう考えているときは,生徒さんの表情が硬いことに気がつき
自分の考えを、今のピアノの音を味わうことに切り替えると、
その固さ,緊張感が消えるのがわかりました。

自分の声も変わっていました。
なんとなく、軽い明るいしゃべり方になりました。
今までは、言葉遣いは同じでも、なんとなく声に
「これで伝わってるかな,練習する気になってくれるかな」と心配している
(疑っている?)感じが出てたみたいです。

こちらの考えていることが生徒に伝わる、ということが、前よりもはっきりわかり
ではどうすればいいか、というアイディアがはっきりしたことで
別に「変えてみよう」とは思ってなかったんですが、
実際にレッスンの質が変わっていた。

やっぱりサラさんのクラス,すごいです。

実は「楽しくレッスン」というのは「享楽的」「その場限り」「進歩がない」
今まではそんなふうに思ってました。

成長できること,進歩することで、より満足できるから、楽しくなる。
と思っていた。
それは今でも思いますが,
どうやって成長、進歩できるか、というところが問題だった。
今までは自分がやっていた方法しかないと思ってて,
生徒さんにもそれを押し付けていた。
(成長,進歩と言ったときに、自分の尺度、物差しがあって、
それを生徒さんにも押し付けていた)

昨日は,レッスンが終わって生徒さんが帰るときに,
なんとなく次が楽しみな感じ,次へ続く感じがしました。

次へと続けて行くために「楽しさ」が役に立つ。
そしてその「楽しさ」がどこからくるのか。
音楽自体が,持っているんだから、音楽を信頼すればいいだけでした。

それに、続けていれば絶対後戻りはない、必ず進歩してるんですよね。
ただ、「進歩」というふうに評価できないだけかもしれない。

苦手だった、シルバー世代のレッスンに,光が見えた気がしました。
今後が楽しみ。
[PR]

by e-t-pf | 2015-05-15 11:39 | アレクサンダーテクニーク | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://coconutsmu.exblog.jp/tb/21228931
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 上手になる生徒さん 戻ってみたら >>