私の手は、小さいの?

昨日、克美先生のATレッスンでした。
ピアノを弾きました。
今練習で苦労してる、右手でオクターブと和音で高速移動するフレーズ。
練習すると右手親指に痛みが出る。

弾いてるところを見てもらい
まず先生が質問
「この演奏のプランを教えてください。どうやって弾こうと考えてる?」
・・・
なんとかひねり出した言葉が
「指先が・・・動いて・・・」う〜ん続きません。
・・・観念して
「・・実はプランはありません」
いつものように、弾いてました。
今まで身につけた弾き方そのままでやりました。
それしかない、と考えてた。

「そうでしょうね、考えなくてもできるもんね」
そして、先生が見つけた、手の動きの習慣的な特徴、いわゆる「くせ」
その中で今は不要と思えるものを、いくつか指摘。

親指を動かすときにやっていること、
和音を「つかむ」と考えていること、
などなど

そして、それを手放し、新しいプランを提示し
それをやってみると
確かに動きが軽くなり、ミスタッチは減ったけれど
「弾ける感じがしません。これではうまくいかないのでは、と考えてしまう」
でも弾けてたんだけど。
もう一度やってみようとすると、抵抗感がすごい。

そして、先生の手のサポート。
頭、肩甲骨あたりに先生の手が触れて、新しい感覚の中で
もう一度やってみると
おや?手を見なくても弾けてるし、スピードがどんどんあがる。
そして・・・
なんと!!鍵盤が小さくなった?!
手が大きくなった。と感じてる。

というか、そうか、これが本来の手と鍵盤の大きさなんだ。
私の親指は、大体鍵盤と同じくらいの太さはある。
自分の手は、鍵盤に対して、小さいわけではないんだ。

おもしろいのは、これは右手だけに起こりました。
左は、特になにもおこらなかった。

すごい体験でした。
どうやら、子供のときの手のサイズに「戻そうとしてた」?
意識にはのぼらない微妙なところで、「自分の手のサイズはこう」
という思い込みがあったようです。

私は8歳からピアノをはじめていますが、
(今の私を知る人には信じられないかもしれませんが)
小さかったんですよ、体が。
手も小さかった。
で、そんなに練習熱心な子どもではなかったので
(親から言われないと弾かない)
自分では、ピアノの弾き方を身につけたのは、
もっと大きくなってから、中学生のとき、
特に受験のときに、基本を覚えた、と思ってました。
(親指の、いわゆる「なまずゆび」ですごく苦労して、それをなおしたんです)

でも、やっぱり小学生の間に身につけた「手を動かす運動の感覚」は
深い深いところに潜んで、土台となっていたんですね。

今回、それが解消されて、
なんと手の大きさのイメージまで、感覚まで変わった。

昨日はその後、帰宅しても、ピアノを弾きたくなりませんでした。

発表会も近いし、練習は必要なんだけど、
このまま弾いたら、元に戻るな、と思ったので、
弾きませんでした。

生徒さんのレッスンで、サポートで弾くときに、
自分の手を観察しながら弾いてみた。

今日は、どうかなあ。
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by e-t-pf | 2014-06-19 11:00 | アレクサンダーテクニーク | Trackback | Comments(0)  

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