演奏直前。あがる自分

発表会から、2週間あまりすぎました。
そして早くも八月。

前回の発表会では、まだアレクサンダーテクニークは
まったく勉強してなかったのです。
本は読んでいたかな。

でも、当時本を読んで理解していた(と思っていた)ことは
とても部分的で、狭い視野の中で見ていたものだったんだ、
ということが、今はよくわかります。

間違っていたわけではないんだけど、
部分的な理解にすぎなかった、ということです。

そして、レッスンを受けるようになって。
初の発表会。
準備段階から、変化には気がつきました。
以前は気がつかなかったところに気がついたり、
段取りが早くなったり、
生徒さんたちに、ステージでの演奏についての指導が、
より具体的にできたり。
準備を進める時に、迷うことが、少なかった!

しかし、いちばん気になるのは、
やはり自分の演奏です。
どんな違いが出るか。

発表会では、講師演奏で、ソロを弾きます。
生徒さんと同じように、
少し自分にとってハードルの高い曲を、選びます。

なので、本番うまくいくか、とっても心配です。
練習も、十分できません。
まだまだ、という思いは、ぬぐえません。
なんとか、仕上げはしますが、
余裕を持っては、望めません。

それだけでもう、あがっても仕方がないのですが・・
今回の本番では、あがりに対して、少し準備ができた、
と思っていました。

演奏よりも苦手な、おじぎ。
普段とは違う、本番用の靴での、歩きと演奏。
そして、本番が「こわい」という気持ちに対して。

何回か、レッスンの時に、
アクティビティでピアノを弾いて、
いろいろ学習しました。

準備をした、という気持ちがあるだけで、
本番を迎える気持ちは、ずいぶんちがってきていました。
だんだん、楽しみになってきた!

そして、本番。
発表会は、自分の演奏以外に、
することが山のようです。
袖で控えているときも、生徒さんの様子をみたり、
進行を調整したり。

自分の演奏のための準備は、
ほんとうに直前に、前の人の演奏のときぐらいしか、
できません。

そして、今まではその時間が、おそろしかったのです。
どんどん、自分の状態が変わっていってしまうのです。
コントロールしきれない、自分の心と身体。
思い通りにならない感じが、より不安を呼びます。

しかし今年は、そういう感じはやはり来たものの、
「やっぱりきたなあ」と思っている自分がいました。

結局、やっぱりあがったんです。
「あがらなくなる」ということは、どうやらないみたい。
しかし、あがることに対する反応は、違いました。

その時の、自分の状態は・・・
「あ、緊張してきた」
「なんとかできるかなあ」
「あがってきたなあ。
 なんとかしたいなあ」
あがっている自分に、フォーカスしすぎ!

そして
そっちじゃないよ、と
頭と脊椎のことを思い出し

「それより、頭」
「脊椎」
前の人の演奏を聴いてる
「あ〜もうすぐ終わるなあ
 がんばれがんばれ〜〜」
「どうやって歩こうかなあ・・・
 ・・考える必要ないか」
「うわ〜ミスしたらどうしようとか、浮かぶなよ〜」
「そうそう、頭」
・・・

こんな具合に、ぐるぐるといろいろなことが
頭の中をまわり、
心ははやり
指はなんだかふわふわしてきて

自分の番が来ました

歩いて行って
お辞儀
座って(すわりにくいドレス!)
ペダルを踏んでみて
演奏

あら
思いのほか、軽すぎない、鍵盤。
時間あるから、ゆっくり目に弾こうっと

そして演奏終盤
ミスしてしまいました

しかし
止まることはなく
最後の音(ここが一番好き)

弾き終わり
立ち上がり
お辞儀

そでに下がると
ほっとして
脱力

しかし休憩時間の間に
次の準備
・・・・

と、自分の演奏を振り返る時間もなく
発表会当日は過ぎたのでした

やっと振り返れた。

今回の反省
あがることに、フォーカスし過ぎ。
もっと、音楽そのものに、フォーカスしましょう。
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by e-t-pf | 2010-08-01 16:04 | アレクサンダーテクニーク | Trackback | Comments(0)  

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